地方に仕事はあるのか?第一弾

中山間地での農業

中山間地域への移住を考えたときに、大きく立ちはだかる問題があります。
仕事をどうするのか。
この問題に自分なりの回答を出さないことには、実現することが難しいでしょう。
行けばなんとかなる、ではダメなのです。
移住は懸けではありません。綿密に下調べをし、現地に何度も足を運ぶことで、初めてスタートラインに立てるのです。
ですから、自分の希望する仕事の条件が合わない場所ならば、どんなに気に入った土地だとしても諦めなければならない。
僕がいま知る限り、地方の仕事というのは本当に限られています。都会ではすぐに見つかるような仕事ですら、なかなかありません。
しかし現実を知り、その上で方策を練ることが移住成功の第一歩だと考えています。

中山間地での農業

では、中山間地域ですぐにチャレンジできる仕事とはなにか。
・第一次産業従事者となる。新規就農者など。
・地域おこし協力隊員として、自治体に雇用される。(おおよそ1年〜3年。地域によって条件は異なる)
地域おこし協力隊は純粋に仕事としてとらえることはできませんが、地域で暮らしていくための足がかりとして選択肢に入ると思います。

中山間地での農業

中山間地域に移住することを、就農することと結びつけて考える人は多いのではないでしょうか。実際、それが一番現実的で確実な方法といえるでしょう。
「農業をやるぞ!」という人であれば、この問題はそんなに高いハードルではないような気がします。農業未経験者でも一年間研修を受けて場所を探し、やる気をもって農村に飛び込むことでまずスタートラインに立てると思います。自治体がそうした人材を後押ししているケースも多いです。
またいろいろなメディアで目にするひとつのキーワードがあります。それは「半農」という考え方です。もともと京都府綾部市に住む塩見直紀さんという方が「半農半X」という考え方を提唱していて、そこから広く認知されるようになったと思います。その名のとおり、半分農業をやり、半分はなにか別の仕事をもつという生き方。塩見さんによれば、Xの部分は必ずしも仕事でなくてもよくて、社会活動だったり趣味やライフワークも含めるそうです。僕の場合、まだまだバリバリ稼がなきゃいけないので、Xは必然的に仕事になると思いますが。また、半農の部分も商売でなくてもよくて、自分と自分の家族が食べられるだけの食と捉えることができるそうです。この半農は結構注目されていて、自給自足はそんなに難しいことではないとよく聞きます。

中山間地での農業

問題は就農以外でどう食いぶちを稼ぐか、ということ。実は僕もそのひとりです(いまのところと付け加えておきましょう)。
僕がこのブログのテーマに掲げた地方暮らしのライフスタイルは「地方を活性化するための仕組みを考える一員となり、エキサイティングに暮らす」です。
大げさな言い回しですが、本気でそれを考えています。このテーマについてはまた次回書きたいと思います。


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1件の返信

  1. avatar 窪田征司 より:

    中山間地就農へ向けこんなに緻密に考えられておられる方がおられる。地域おこし協力隊として受け入れた自治体が期間満了後のこの地での新規参入への道筋を入所時に示し、バックアップとフォローができないのか。農業の先代のない新規参入希望隊員には初期投資と収穫収入までの時間差の二つの障壁がある。入所当初に協力隊員の期間満了後の新規参入希望を何故確認しなかったのか。全国の自治体職員がすべてこの有様なのでしょうか。2~3年の期間内に新規参入しやすい手立てが提供できるのではありませんか。例えば棚田と果樹園の複合経営希望なら苗木を新植して中木化した果樹園と稲刈りを控えた田んぼを「青田売り」により譲渡してあげればよい。それぞれ収穫が間近に見える農地賃貸借での新規参入しやすい手段の提供となる。収穫が見える融資は金融機関もしやすい。自治体はすぐそばにいる新規参入準備者の隊員を見逃していては勿体ない。

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