災害少なく交通至便、晴れの国岡山県。


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2月9日土曜日に開催された「中国四国もうひとつのふるさと探しフェアin東京」。まず最初に岡山県の相談窓口でお話しを伺いました。
岡山県は8500枚の棚田再生を目指すNPO法人、英田上山棚田団が活動している美作市があり、興味を抱くようになりました。
「晴れの国」というだけあって、県南は降水日数が全国の県庁所在地で最も少なく、年間を通して温暖な気候。日照りが続く夏場でも県北から流れてくる一級河川が3本あることから、降水量が少ないわりに水が豊富で取水制限もほとんどないといわれています。一方、県北は山岳地帯になるため気温は低く、冬期は積雪が多いそうです。

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また西からの軌道を通ってくる台風は九州山地や中国山地で、南からの台風は四国山地で弱められるため、比較的被害の大きい九州、中四国地方のなかでも被害が少ないといわれています。災害被害額ランキングでも被害額が少ない順位で全国5位(2011年発表)に入るなど、災害の心配が少ない県といえるのではないでしょうか。

瀬戸内市に代表される瀬戸内海に面した県南の地域は、近畿圏からの移住者に人気があります。理由としては田園風景が広がる適度な田舎で温暖な気候、大阪方面からの交通アクセスが良いことが挙げられます。この、交通アクセスが優れていることは岡山県の大きなメリットといえると思います。新幹線は岡山県より西に向かう電車はすべて岡山県に停車。香川県や高知県など四国へ向かうには車も電車も瀬戸大橋のある岡山で乗り換えをし、鳥取・島根の山陰地方に向かう場合も広島ではなく、岡山で乗り換えをするそうです。つまり東西南北全方位において、近畿、中四国地方の交通の要所、結節点なのです。岡山県に住むことで、どこに行くにも利便性の恩恵に預かることができるというわけです。

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沿岸部は瀬戸内海に面した他県と同様、数多くの島を抱えており、釣りを楽しむ人に人気の前島や、赤レンガの壁や煙突が残されている銅精錬所跡がアートプロジェクトにより再び注目されている犬島。また広島との県境にある笠岡市には、大小31の島々からなる笠岡諸島があります。豊富な魚介類が集まる瀬戸内有数の漁場であることから、魚介類などの地元産素材を使用した弁当「しまべん」を作ったり、地元NPOがイベントを打ち出して地域おこしをしています。

一方県北で有名なのが、温泉です。美作三湯と呼ばれる有名な温泉地、湯郷、湯原、奥津があり、なかでも湯原は露天風呂番付で、西の横綱と呼ばれている名湯。湯原ダムの足元で湧く温泉は24時間入ることができる巨大な無料露天風呂で、川底から砂を噴きながら温泉が湧いていることから「砂湯」の名称で親しまれているのです。

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食べ物の名産品といえば桃やブドウ、オリーブなど、瀬戸内の温暖な気候に適した農作物が有名。僕が岡山県の食べ物について相談窓口の方に伺ってみると、すぐにキズがついてしまうほどデリケートな完熟白桃の美味しさについて「ぜひ一度食べてみてください!」と力説していました。また隣県の広島が産地としてあまりにも有名ですが、岡山のカキもかなり美味しいと評判です。たとえば一級河川の吉井川は山からの豊富な養分を含んだ水を瀬戸内の海に運ぶため、河口にある町、牛窓ではその養分を吸収してまるまると太った味のいいカキが収穫されるのだそうです。

岡山県では、いま各自治体が総力をあげて移住者支援に力を注いでいるようです。被災地で移住を余儀なくされた農家の方に岡山で農業を続けていくための支援策を用意していたり、県内の空き家の売買を不動産業界団体と自治体が協力して促進しているなどの活動が見られます。今回の「中国四国もうひとつのふるさと探しフェアin東京」も岡山県の呼び掛けにより9県で実行委員会を組織したという経緯があり、実際に相談窓口に来た来場者の数も102件で最も多く、2番目である広島の61件を大きく上回る数字をたたき出しました。
岡山県はいま移住者に人気の県として注目を集めています。



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