移住と地域活性化について。


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このブログ「地方移住大作戦」をはじめてからもうすぐ4ヶ月になります。
日々ブログの記事を書くなかで、ぼんやりと感じていたことがありました。それが今年1月に参加した「VISIONS田舎革命フォーラム」に参加してはっきりと感じとる出来事がありました。

当日は地域活性化や農村起業など、地方での可能性に関心のある方々が集まるなか、自分の活動についてもいろんな方とお話しする機会を得ました。そしてこのフォーラムを主催し「持続可能な社会と平和」を活動テーマとするNPO法人Be Good Cafeの代表である、シキタ純さんと直接お話しをさせていただくことができました。
僕は「地方移住大作戦」でいろんな人と繋がり、全国の地方を知っていく活動のなかから自分と家族の移住先を決めたい。そういう話をしました。
しかしそこで、シキタさんからズバリと言われました。
「いろんな地域を調べていれば、すぐ移住先が出てきませんか?」
そう言われて、僕は言葉に詰まってしまいました。客観的にみれば確かにその通りです。移住・交流フェアなどに足を運んで気になる地域について知り、現地を何度も訪れてみて、最終的に移住する。その一連の行動にはそんなに長い時間が掛かるものではないと思います。実際、今年2月の移住フェアに参加した人の中には、夏までに移住したいと考えている方の話も見聞きしたことがあり、およそそれくらいのタイムスパンが一般的なのかもしれません。そういう意味では、僕の移住はのんびりとした計画にみえるかもしれません。

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僕はこれまで「地方移住大作戦」で移住と地域活性化という2つのテーマについて取り上げてきました。これから地方に移住して豊かに暮らしていきたいと考えたとき、地域活性化は欠かせないことだと思ったからです。全国で一様に深刻な人口減と空き家の増加が進むこれからの日本。2080年の日本の人口は今の約半分、2100年には5000万人を割ると推計されています。そうしたことを背景に、地方どうしが都市部人口のパイの取り合いのような状況が加速していくとしたら、僕が最終的に暮らしたいと思う地方は地域活性化に取り組む、コミュニティの豊かな土地なのではないかと思っています。
ただ、この2つのテーマは同じ文脈で語られることが多いとはいえ、似て非なるものだと思います。移住というテーマはよりパーソナルなものであり、地域活性化は社会的な課題というソーシャルなテーマです。地域活性化に関心がない人でも移住はします。逆に移住しなくても地域活性化に携わることはできるでしょう。
僕はこの2つを同じ土俵の上で記事にしてきたのですから、この人は移住と地域活性化のどちらに関心があるの?という具合に思われてしまうと思います。

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僕にとっては移住も地域活性化もブログで同列に発信するべきテーマだと考えていたので、自分自身がそうした客観的な視点に気がついていなかったのです。移住というテーマは移住を完了した時点で目的が達成されるものです。しかし地域活性化は、社会的な課題としてずっと考えていくべきものです。だからそれぞれのテーマが抱える情報鮮度にギャップがあることに、ぼんやりと違和感を感じていました。
そこでこのブログの見えがかりをしっかりとカテゴリー分けすることで、自分自身にとっても読んでいただく方にとってもスッキリと分かりやすくしたいと考えました。ブログの右カラムには「みんなの移住計画」「タッキーの移住計画」「タッキー日記」「地域活性化を考える」と、4つのカテゴリーに分類しました。

「みんなの移住計画」はあくまでも現段階では自分の移住計画の地域ではないものの、誰かの参考になるかもしれない広範囲な地域の記事。ただし、なんらかの縁をきっかけとして、自分の移住計画になるかもしれません。
「タッキーの移住計画」は、いま自分が移住先として注目している地域についての記事です。
「タッキー日記」は自分の考えや日常についてなど、日記として振り返ることができるような記事。まさに今回のような記事。
「地域活性化を考える」は、移住計画とは別に地域活性化というテーマについての記事です。

「VISIONS田舎革命フォーラム」で、僕はシキタさんに「このフォーラムは地域社会の課題や未来について考え、交流する場ですよ」と言われたような気がしました。そしてこのような場所では、もっとソーシャルなテーマに基づいて自分の考えを話す必要があると思いました。



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