田舎での仕事づくりのスタート

田舎での仕事について、移住前から移住後もたくさん書いてきた。

ずっと頭の中にあるイメージは仕事と私生活をできるだけ近づけること。
田舎ではお金をもらうことだけが仕事ではなく、畑をやれば農家さんでなくても仕事だし、庭の手入れも大事な仕事。自然を相手にしているから、週末が休みなわけでもない。

昨年末、なんとなく近所の農家さんに「いつから仕事納めですか」と聞いたことがある。
返ってきた答えが「いや、そういう感覚はないな。仕事はいつもあるから」

愚問だった。
仕事は日常生活と密接にあるもの、というのが田舎暮らしをしてみた実感だ。
東京では長いこと会社員生活をしてきて、疲弊もした。そのたびにリセットボタンを押すように転職を何度かした。その蓄積として少しは今でも役に立つものがあるが、結局は仕事のために仕事をしてきたように思う。
仕事のために人生があるわけではなく、生活をしていくなかに仕事というものがあり、そのひとつに生業としての仕事がある。多少理屈っぽいが、そんなイメージがあるかないかで、生き方が大きく変わってくる。

仕事はどんなに忙しくてもいい。ただ、楽しくやりたい。楽しくやるコツは、自分ごとかどうか。
自分ごとになってない仕事が忙しいと、それは苦痛だ。生活の手段とか義務とかになっていく。だから「頑張らなくては」という気持ちになり、それがいつの間にか心を弱らせる。
楽しければ、人は自然に頑張れるのだ。

僕の場合、自分で仕事をつくることが自分ごとにできる仕事。
誰かに動いてもらって手数料をもらうような仕事ではなく、自分でつくったものの評価がお金になる仕事だ。
人に指図されない代わりに、自分の仕事の評価がすべてだから、自分の責任において取り組める。

お金を稼ぐ生業としての仕事とそれ以外の仕事。
毎日の生活のように仕事をしていくと、自然に仕事と私生活が近づいていくような気がする。

最近、自分ごとの仕事をつくることに本腰を入れていこうと思っている。
ひとつひとつの仕事は小さいけど、それをいくつもつくることでメリハリもつくし、楽しめる。頑張ってもうまくいかなかったり、面白くなければやめてもいい。
そのために小さい仕事を組み合わせることが、リスクヘッジになるのだ。

それら小さな仕事たちの挑戦をこれから書いていこうと思う。


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